About Miss Wine

■Miss Wine の使命は、多くの人にワインの魅力を伝え
文化・産業振興そして地域活性化に貢献します。

ここ数年は、「第7次ワインブーム」と呼ばれ、日本のワインの消費量は過去最大を更新してます。
その背景には、健康的な側面をはじめ、家庭や飲食店での日常的にワインを飲む文化が育ってきたことに起因すると考えられます。
また、輸入ワインもフランスやイタリアの様な歴史のある生産国・産地からチリといった新興国まで幅広い選択肢の中で、食事や様々なシーンに合ったワインをセレクトできる時代になりました。
日本国内でも、山梨をはじめ長野や北海道など、地元の特色を生かした日本ワインづくりによる地域活性化に力を入れる地方自治体も増えています。政府は対外ブランド強化戦略「クールジャパン」の一環として、日本産酒類の認知度向上を図り、輸出促進を目的として、国税庁は平成27年10月30日原料が国産ブドウ100%で、国内製造された果実酒のみ「日本ワイン」と表示できる新基準を告示しました。
ミス・ワインは、アンバサダーとしてワインの魅力をひとりでも多くの方へ届け、文化・産業振興そして地域活性化に貢献していきます。

■成長し続ける日本のワイン市場

ワイン消費量が伸び続けている

ここ近年、日本の成人一人当たりの酒類消費量は平成4年をピークに緩やかに減少傾向にある中で、ワインの消費量は伸び続けています。
日本の市場に流通しているワインは、輸入ワインが約70%、国内製造ワイン26%、日本ワインが4%となっています(2014年)。国民一人当たり約3リットル。フルボトルワインで4 本分になります。今後着実に消費量が伸びていくと予想されています。

若い世代から多くの世代へ裾野を広げる国産ワイン

海外から日本人の味覚に合う良質なワイン原料を選択し、日本の最新の醸造施設と醸造技術で作り出される国産ワイン。
リーズナブルで気軽に楽しめるワインとして多くの人に親しまれ、健康志向のものからワインカクテルまでワイン市場のすそ野を広げているジャンルでもあります。また、一年中安定した製造が可能な為、いつでも、どこでも美味しいワインを楽しめるのも人気の理由でもあります。
またオーガニックワインや酸化防止剤不使用のワイン等の健康志向ワインが人気で日本は「自然派ワイン先進国」でもあります。

より楽しみ方が広がる輸入ワイン

2015年チリ産のワインの輸入量がトップに立ちました。まだ歴史の浅いワイン新興国ではありますが、質も高く多くの方に親しまれています。
消費者は、フランスやイタリアの様な歴史のある生産国・産地からチリといった新興国まで幅広い選択肢の中で、食事や様々なシーンに合ったワインをセレクトできるのが輸入ワインの愉しみ方の一つにもなっています。

2015年スティルワイン輸入量
単位:ケース(12 本)

財務省貿易統計

■日本ワインが飛躍する

日本ワインの躍進 魅力を地域から全国そして世界へ

2015年10月30日 国税庁により日本ワインの定義が明確化されました。
国産ブドウを使用し、日本国内で製造されたワインだけを「日本ワイン」と呼ぶようになります。
日本のワイン市場が伸びてきたことで、山梨、長野、北海道、山形など地域の特徴を活かしたワインづくりが盛んになり、近年日本のワイン造りの技術が著しく向上しています。その流れからワインを造る人や企業が増えてきました。そして日本人の気質から、より高みを目指したワイン造りが行われ、土地を借りて自社管理でブドウ作りからやろうとするワイナリーが増えています。
世界的なワインの国際コンクールで受賞するワインも出てくるなど、今各地域の特性を生かしたワイン造りで地方活性化の一翼を担っている分野です。

農家の新しいチャレンジに行政も支援

日本ワインの定義が明確になり、今後はブランド化が進んでいき「日本ワイン」の市場も拡大していくことが確実です。そして、いいワインを作る人が増えるとワイナリーも増えていくことが予想される中、問題点として原材料のブドウが足りないのが現状です。
現在でも、既存農家やワイナリーによる醸造用ぶどうへの参入の動きが活発化していますが、果樹は収穫まで数年を要すること、醸造用ぶどうは生食用ぶどうに比べ収益性が低いことなど課題も多くあります。しかし、行政による支援策やバックアップ体制も整い始め、新しい農業の形も生まれてきています。

地方活性化のコンテンツとして活用

日本ワインが盛り上がる中、地域活性化のコンテンツとして、全国北海道から沖縄まで行政や企業がワイン産業を盛り上げる活動や取り組みが行われています。また従来より少量の醸造量でも酒類製造免許が取得できるワイン特区も各地で広まり、個性的な小規模ワイナリーも誕生しています。

ワイン産業振興の取り組み

  • 長野県:信州ワインバレー構想・原産地呼称管理制度
  • 山梨県:甲州市原産地呼称ワイン認証制度・甲州ワイン欧州輸出促進プロジェクト
  • 北海道:道産ワインブランド力強化事業
  • 山形県:山形県産認証ワイン制度
  • 青森県:青森 下北ワインファンド(むつ市)

ワイン特区 一部抜粋

  • 北海道:余市町・ニセコ町/ 青森県 黒石市・弘前市/ 秋田県 鹿角市
  • 福島県:二本松市
  • 埼玉県:入間市
  • 山梨県:北杜市・韮崎市
  • 長野県:塩尻市・山形村・高山村・千曲川ワインバレー特区(上田市、小諸市、千曲市、東御市、立科町、青木村、長和町、坂城町)
  • 岡山県:新見市・井原市・備後ワインリキュール特区(笠岡市、井原市、三原市、尾道市、福山市、府中市、神石高原町)
  • 広島県:福山市

各地で行われるワインイベント

  • 東京都:日本ワインMATSURI 祭 2016 / 日本ワイナリー協会 / 日本ワインシンポジウム / 国税局
  • 長野県:NAGANO WINE FES/主催 長野県・長野県ワイン協会
  • 山梨県:山梨ワインフェスタ/主催 山梨県ワイン酒造共同組合
  • 北海道:北を拓く 道産ワインの夕べ/主催 道産ワイン懇談会
  • 大分県:九州ワインガーデン/主催 J R 九州
  • 福島県:ワイン・ヴァン・ヴィーノ フクシマ/主催 福島商工会議所
  • 大阪府:おおさかワインフェス/大阪ワイナリー協会
  • 他多数